真竹採寸の工夫と改善

今シーズンの竹の伐採作業も最終段階に入りました
真竹は長さ3.3mの柵用、1.2mの竹垣用、
そして直径2.2~2.7mmの竹馬用に分けて
いきます

写真左上が竹馬用になります
伐採しながらサイズの確認をすることになるので
“操作性”を考慮した治具の設計とプロトタイプの製作を
してきました

ようやくアイデアがまとまり、
長さを確認して折りたたんで腰ベルトに収納できるという条件で
寸法を入れて、両端にマグネットを取り付けた治具が出来ました

直径を確認する治具は何度も試作を繰り返しゴム製の
採寸シートが出来上がりました

最初の穴は端に開けたのですが、切るときにサイズの確認を
するには真ん中のほうが動かしやすいことがわかり、
位置の変更を施したのです

アイデアを具体化してプロトタイプを作り、実践に適用して
改善を加えていく
これも現場仕事の醍醐味であり、キャリア・クラフトとして
大切にしているところなのです

(埼玉県毛呂山町より)